- スモールセット形式: 200枚未満のカードで構成されており、TMNTセットのサイズに匹敵します。
- Recruit(徴兵)メカニクス: 対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびに、カードをドロー/捨ててトークンを生成します。
- Storied(物語)ステータス: アーティファクト、伝説のカード、またはサガをコントロールすることで強化を得ます。
- 五軍: 人間、ドワーフ、エルフ、ゴブリン、狼に焦点を当てたアーキタイプ。
- Adventure(冒険)の復活: 「アーケンストーン」のような強力な価値あるカードが、このフォーマットを特徴づけます。
セット概要とメカニクス
このセットは200枚未満のカードを含むスモールセットで、そのサイズは『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』セットに匹敵します。サイズは小さいものの、そのメカニクスとアーキタイプは堅実なリミテッド環境を作り出すように設計されています。このセットは「五軍」のテーマを中心に展開し、RecruitやStoriedといった新しいキーワードを導入すると同時に、AdventureやLandfallのようなお気に入りのメカニクスを再び持ち込んでいます。
ビデオのハイライト:
- Recruitメカニクスと、人間トークンとの相性についての紹介。
- Storiedが「都市の祝福」に類似した新しいステータスであることの解説。
- 五軍のアーキタイプとその色の組み合わせの詳細。
- 「アーケンストーン」などのカードで復活したAdventureメカニクスの分析。
スモールセットであるため、カードプールは完全な拡張セットよりも浅くなっています。同じアーキタイプが何度も登場するとは限らないため、ドラフトでは柔軟性が求められます。複数の戦略に適応できる汎用性の高いカードを優先しましょう。
新メカニクス: RecruitとStoried
このセットでは、リミテッド環境を定義する2つの主要なメカニクス、RecruitとStoriedが導入されています。これらを理解することは、一貫性のあるデッキを構築するために重要です。
Recruit(徴兵)
Recruitは、主に人間クリーチャーおよび白青の色の組み合わせに見られる誘発能力です。対戦相手が各ターンに最初のクリーチャーでない呪文を唱えるたびに、あなたはRecruitを行います。
- 効果: カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
- ボーナス: 捨てたカードが土地でない場合、白の1/1の人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成する。
- 戦略: このメカニクスは、カードアドバンテージとボードの展開を同時に提供します。デッキを掘り下げ、墓地を肥やし、戦場に本体を追加します。
Storied(物語)
Storiedは、都市の祝福や名誉ある武勇のように、ゲームの残りの間得られるステータスです。
- 条件: Storiedを持つカードを戦場に出している状態で、アーティファクト、伝説のカード、および/またはサガを合計3つ以上コントロールしているとき、「不朽の物語」のステータスを得ます。
- 相性: このメカニクスは歴史的なカードタイプに関係しています。主に赤白のアーキタイプ(ドワーフ)で特徴的です。
- 影響: 一旦達成されると、このステータスに関係する他のカードが強化され、能力が追加で誘発することがよくあります。
Honeはマイナーなメカニクスで、装備品(Stingなど)にカウンターを置き、装備しているクリーチャーを強化します。主要なアーキタイプではありませんが、アーティファクト重視のデッキにおいて戦闘のトリックや徐々に価値を生み出す手段を提供します。
| メカニクス | 主な色の組み合わせ | 重要な効果 | 誘発条件 |
|---|---|---|---|
| Recruit | 白-青 | ドロー/捨てる、1/1トークン生成 | 対戦相手が1ターンに1回目のクリーチャーでない呪文を唱える |
| Storied | 赤-白 | 永続的なステータス強化を得る | アーティファクト、伝説、またはサガを3つ以上コントロールする |
| Hone | 無色/アーティファクト | 装備クリーチャーを強化 | 戦場に出たときにカウンターが置かれる |
| Adventure | 様々 | 呪文を唱え、その後クリーチャーを唱える | 別のコストを支払う(ソーサリー速度) |
五軍のアーキタイプ
リミテッドフォーマットは、『ホビット』の「五軍」のそれぞれに対応する5つの異なるアーキタイプを中心に構成されています。クリーチャータイプも重要ですが、メカニクスのアイデンティティが主な焦点となります。
白-青: 人間(2枚ドロー)
このアーキタイプは、1ターンに複数枚のカードを引くことに焦点を当てています。指標となるアンコモンである*バード(弓使い)*は、2枚目のカードを引くたびに+1/+1カウンターを置き、絆魂を与えるという報酬を提供します。Recruitは自身を置き換えることで、これを可能にします。
赤-白: ドワーフ(Storied)
トーリン・オーケンシールド率いるこのデッキは、素早くStoriedステータスを達成することを目指します。アーティファクト、伝説のクリーチャー、サガを組み合わせて使用します。一度起動すると、ビファーのようなカードは追加の誘発を得て、その効果が倍増します。
緑-青: エルフ(Landfall)
このアーキタイプはLandfallを利用して価値を生み出します。森の語り部は指標となるカードであり、墓地から土地をプレイしてLandfall効果を繰り返し誘発させることができます。すべてのドローが影響力を持つようにすることで、終盤戦に優れています。
赤-黒: ゴブリン(Amass)
Amass Orcs(またはこのセットでのゴブリン)に焦点を当てたこのアーキタイプは、より大きくなる「軍団」トークンを作成します。北方のボルグは、クリーチャーを生け贄に捧げてダメージを与え、軍団を強化することで強力な報酬を提供し、除去と脅威の両方の役割を果たします。
黒-緑: 狼(Ferocious)
このアーキタイプは、パワーが4以上のクリーチャーをコントロールすることに対して報酬を与えます。Ferocious能力は、パワーが高いクリーチャーで攻撃したときなどに、カードを引くなどの追加の効果を誘発させます。強力なクリーチャーを確実に展開するには、慎重なデッキ構築が必要です。
クリーチャータイプ(人間、ドワーフなど)はフレーバーを提供しますが、メカニクスのテーマ(2枚ドロー、Storied、Landfall)がアーキタイプの主な原動力です。部族シナジーは存在しますが、メカニクスに比べれば二次的なものです。
主要カードと復活メカニクス
新しいメカニクスに加え、いくつかの復活したメカニクスがフォーマットに深みを与えています。
Adventure(冒険)
Adventureは、カードアドバンテージのための強力なツールとして復活しました。アーケンストーンのようなカードは、呪文(「心を探す」)として唱えて重要なパーツを探し、その後パーマネントとして唱えて継続的な価値を提供できます。Adventureのコストが非効率であっても、合計の価値により、これらのカードは高く評価されます。
Sagas(サガ)
サガは、特にStoriedを有効にする役割として重要です。これらは『ホビット』の歌に基づいており、低コストで高い価値を提供します。例えば、Burn, Burn, Tree, and Fernは、脅威へと移行できる2対1の除去呪文として機能します。
Amass(軍団を編成する)
Amassは赤黒のゴブリンアーキタイプで復活しました。以前のバージョンとは異なり、このバージョンはゴブリン軍団トークンを作成します。これは「ビッグ・デッキ」戦略(1体の巨大なクリーチャーを育成する)または「ワイド・デッキ」戦略(トークンを生け贄に捧げて再生成する)をサポートします。
| カード名 | タイプ | メカニクス | リミテッドでの役割 |
|---|---|---|---|
| Bard the Bowman | クリーチャー | 2枚ドロー | 指標アンコモン;追加カードを引いたことへの報酬 |
| Thorin Oakenshield | クリーチャー | Storied | 攻撃的なロード;Storiedステータスの有効化 |
| The Arkenstone | アーティファクト | Adventure | 価値のエンジン;重要な伝説のカードをサーチ |
| Bolg of the North | クリーチャー | Amass | トークン本体を作成する除去呪文 |
| Sylvan Reveler | クリーチャー | Landfall | マナ基盤の安定;Landfallの誘発の有効化 |
ドラフト戦略とヒント
このリミテッドフォーマットでの成功は、オープンなシグナルを見極め、環境の速度を理解することにかかっています。
攻撃的なマナカーブ
- 赤-白と赤-黒のデッキは、攻撃的なマナカーブを好みます。
- RecruitやAmassを持つ低コストクリーチャーが、早期の圧力をかけます。
- 可能であれば、全体除去に向かって過度に展開しすぎないようにしましょう。
価値の研磨
- 白-青と緑-青のデッキは、カードアドバンテージの生成に優れています。
- カードの流れを確保するために、Adventureカードを優先しましょう。
- Landfallを使用して、終盤戦で対戦相手より価値で上回りましょう。
スモールセットであるため、除去呪文は不足しがちです。ボルグや火力呪文のように、脅威を効率的に対処できるカードは、通常よりも高く評価するべきです。
ドラフトの優先事項:
- 指標となるアンコモン: トーリンやバードのようなカードを優先し、早い段階でアーキタイプを特定しましょう。
- マナ基盤: StoriedやAdventureには多色の要件があるため、マナ基盤が一貫していることを確認してください。
- クリーチャーの質: FerociousとAmassはクリーチャーのパワーに依存しているため、黒緑と赤黒のデッキでは低パワーのクリーチャーは避けましょう。
チェックリストと目標
このチェックリストを使用して、デッキがフォーマットに最適化されていることを確認してください。
デッキ構築チェックリスト:
- メインのアーキタイプを特定する(例:赤-白 ドワーフ)
- 赤-白をプレイする場合、Storiedの有効化手段(アーティファクト/伝説/サガ)を3つ以上確保する
- 価値のためにAdventureカードを2~3枚含める
- 2色の色マナ要件を確認する
- 十分な除去(3~5枚)があることを確認する
FAQ
Q: このセットのサイズは標準的な拡張セットと同じですか?
いいえ、200枚未満のカードを含むスモールセットです。这意味着ドラフトフォーマットはより速く、浅くなるため、フルサイズのセットと比べてアーキタイプの選択においてより柔軟である必要があります。
Q: Recruitメカニクスはどのように機能しますか?
対戦相手が各ターンに最初のクリーチャーでない呪文を唱えるたびに、Recruitは誘発します。これにより、カードを1枚引き、カードを1枚捨て、捨てたカードが土地でない場合、白の1/1の人間・兵士・クリーチャー・トークンを1体生成することができます。
Q: 初心者に最適なアーキタイプはどれですか?
白-青の人間は、**Recruit**メカニクスがカードアドバンテージとトークンを提供するため、許容範囲が広いことが多いです。赤-白のドワーフも、**Storied**の報酬を伴った直感的な攻撃的な戦略により強力です。
Q: Adventureカードは常に良いですか?
一般的には、はい。Adventure呪文が非効率であったとしても、2つの効果(呪文+パーマネント)の合計の価値により、カードアドバンテージとデッキの一貫性において優れています。